2015年01月22日

メンテナンスとは

ちょっと重い感じの題名ですが、中身はたいしたことないです。

バイクのメンテナンスは皆さんどうされてますか? ご自身でされる方、ショップに依頼される方、などいろいろかと思います。
現在ではインターネットのおかげで情報が簡単に入手できますし、図解入りの専門誌などのメーカー出版のサービスマニュアルより理解しやすい物も多数あります。
それらの情報をまとめて工具や設備が揃えば誰でもメンテナンスはできてしまいます。
整備内容をインターネットで公開されてる方もたくさんいらっしゃいますし、中にはバイクショップ顔負けの設備や知識を持ってる方もいらっしゃいます。

そもそもバイクのメンテナンスは元々あった状態に戻す事が主な作業なわけですから、誰がやっても同じ仕上がりになる(に近くなる)でしょう。
例えばNSR250Rのエンジンオーバーホールにおいても正確に作業ができれば私がやっても他の方がやってもエンジンが始動し、走行できるわけです。
双方がメンテナンスしたバイクが、せーの!で走り出したら完成直後の性能差もさほど無いかと思います。

けれどプロとしてはやはり「それ以上」の何かを求めて依頼してくださるお客様に応えないといけません。

前置きが長くなりましたが、「それ以上」と思ってやっている一例ですが。
皆さんは新品部品はどのように使用されてますか? 開封後そのまま組み込み。でしょうか。
過去にあった例ですが、新品部品でも初期不良品は必ずあります。

クランクシャフトサイドオイルシールのリップの傷
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同じくクランクシールの一部の剥離(?)
IMG_0866.jpg

Rカバーオイルシール本体部分のゴムの浮き
DSC05560.jpg

ピストンピンの傷
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これらはほんの一部です。その他ウォーターポンプメカニカルシールや各部ベアリング等、これまでに見つけた不具合はいろいろありました。
このような初期不良を見逃さないよう気をつけて作業してます。(できる限りですけど)
それによって少しでも長くいい状態で乗れるようにと考え、「それ以上」を提供できるよう心掛けてます。

バイクメーカーの新品部品にはアフターパーツメーカーの商品のように保証の詳細や、取り扱いの方法などの詳しいことは一切記載してません。そもそもが補修部品ですので、「一般の方が買ってご自身で組み込む為のものではない」という認識の上、販売されてる商品です。
まあ、上記のような商品に当たる確率は低いので気にしなくてもいいですけどね。

「ショップに依頼すると料金が高い」と思われてる方もいらっしゃるかもしれませんが、すぐにはわからない上、乗っても感じない性能差(仕上がりの差?)に価値を感じていただければと思います。

そこまで気を遣ってるつもりでも、納車後少ししたらエンジンストップ・・みたいな事があるのも事実ですけどね。新品部品でもいろいろな事がありますどんっ(衝撃)





ラベル:修理 NSR250R
posted by ME at 15:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする