2013年12月18日

治すか。あきらめるか。それとも

年間、何十台ものNSRを修理させていただくわけですが、その中には「本当にこのNSRを治すんですか?」(心の声)と言ってしまいそうになる車両もあります。
外装、機関共に外観で判断するにかなり厳しいと思われる・・。
初対面にもかかわらず、あれこれダメ出しされてしまうのでショックを受けるお客様も少なくないと思います。

お客様が治したいと言われる限り、修理する方向で作業を進め見積もりもさせていただくのですが予想通りの予算が必要になります。
「最近手に入れたばかりなんです」という車両ほどそういった傷んだ物も多い。
けれどほとんどのお客様が「はい。それで進めてください」とのお返事をいただく。
傷んではいるものの、思い入れのあるNSRを所有されてるわけです。お客様にとっては愛着がありしっくりと手足に馴染んでるNSRであり、このNSRと過ごすこれからのバイクライフを描いてるわけです。

作業を進めながら何度も「お気の毒にひどい車両を選んでしまったなぁ。」と思いながら、「これで中身が悪い状態だったらどうしよう。」「早く引導を渡してあげた方がいいかも。」などと気分的に前向きになれないまま進める作業もあるんです。

NSRjiko.jpg

それでも作業を進めていくと、どうゆうわけか私にも愛着といいますかお客様の想いが徐々に入ってきて、少しづつでも治っていく姿に気分が乗ってくるんですね、これが。
外観がボロボロでも、クランクシャフトの状態や圧縮の状態が良いと「このNSRまだまだ行けるやん!」って感動してしまいます。
完成に近づいた頃には見た目そんなに変わってなくても、男前の(?)オーラがしっかり出てくるんです!
う〜ん。預かった時より何百倍もかっこよく見えますぴかぴか(新しい)

別の車両に買い替えをお勧めしそうにもなりますが、あいにくうちは修理しかできませんので「無事に治ってよかった!」という結果に終わると、売ってなくてよかった!と思います。
 
ラベル:NSR250R 修理
posted by ME at 18:31| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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